みなさま、こんにちは。
冬が一歩ずつ近づいてきましたね。
先々週の定期演奏会から、1回の練習お休みを経て、
また奈良交響楽団は次の演奏会へと歩き始めました。
次の演奏会の概要は、以下の通りです。
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奈良交響楽団第74回定期演奏会
2023年5月14日(日)
DMG MORI やまと郡山城ホール 大ホール
<プログラム>
ブラームス:大学祝典序曲
ドヴォルザーク:交響詩「英雄の歌」
ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
<客演指揮>
高谷光信
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この演奏会では、英雄の名を持つ2つの曲を取り上げます。
ひとつは、有名なベートーヴェンの英雄で、
ナポレオンを讃えて作られたとも言われた名曲。
そしてもう1曲は、
ドヴォルザークの最後の管弦楽曲で、
自らを書いたとも、ブラームスを書いたともいわれる曲。
ちょうど、R.シュトラウスの英雄の生涯と同時期に作られ、同じ曲名になる可能性もあったとか。
ベートーヴェンやマーラーの影響、
そしてベートーヴェンの英雄という曲の影響を多分にうけたこの曲は
あまり知られてはいませんが、
ドヴォルザーク特有のボヘミア調の部分もあり、
英雄の一生をドラマティックに表現した隠れた名曲であると言えます。
この日は、ドヴォルザークのみの練習を
鈴木先生に見て頂き実施しました。
ドヴォルザークの特有のアクセントの付け方、
リズムの聴かせ方、取り方、などなど
2時間半、みっちりと練習しました。
この曲がどんな仕上がりとなるか、
ベートーヴェンとどのような対比をみせるか、
乞うご期待!
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