みなさん、こんにちは。
この日から新しい演奏会に向けて動き出しました。
先に次回演奏会の紹介をしますと、下記の通りとなります。
奈良交響楽団 第73回 定期演奏会
2022年11月27日(日)
奈良県文化会館
ベートーヴェン:レオノーレ序曲 第3番
カバレフスキー:マリンバ協奏曲
フランツ・シュミット:交響曲 第1番
客演指揮:森 香織
ソリスト:前川 典子(マリンバ)
そしてこの日はフランツ・シュミットを練習しました。
曲は自分たちで決めたのですが、
正直、この作曲家自体を知らない団員も多くいました。
前回演奏会から2週間、団員も必死で楽譜を見て音源を聴いて、準備をしました。
何より驚いたのは、
知られていない作曲家でしたが、
かなり良い、美しい曲だということでした。(ファンの方、上から目線ですみません)
この作曲家、ブルックナーのお弟子さんらしいのですが
同世代の作曲家、マーラー、R・シュトラウス、シェーンベルグと比べると
知名度が低いですし、曲は保守的です。
でも楽譜は、マーラーに負けないくらいこだわりがあります。
例えば、木管のフルートとクラリネットのからみでも、
片方がフォルテ片方がピアノ、片方がクレッシェンド片方がデクレッシェンド、みたいな。
というわけで、
聴いた感じ、楽譜の見た目より難しい曲で、
この日の練習は本当に通すだけ。
通らなかったところもたくさんあります。
山田先生に曲を解説して頂きながら練習し、
少しは曲の理解が進み、
また来週に続きます。
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