みなさん、こんにちは。
この日は、奈良交響楽団のスペシャル演奏会!でした。
先週の週間天気予報では、雨の予報だけに、
梅雨入りしただけに、ソリストの宮本先生が自称雨男だけに、
非常に天気を心配していましたが、
なんとか良い天気で本番を迎えることができました。
その分、暑かったですけどね。
演奏も熱く、1000人近いお客様に来て頂き、
最後はスタンディングオベーション頂くなど、
少しは皆様に感謝が伝わっているといいな、と思っています。
では、少し演奏会を振り返りたいと思います。
まず今回、団員は、衣装をいつもの黒から、
女性はカラードレス、男性は蝶ネクタイの色をカラーにして臨みました。
見た目だけでも、華やいで見えたら成功です。
1曲目は弦楽器のだけのV.ウィリアムス、
そして素晴らし過ぎたファゴット協奏曲とソロのアンコール。
至近距離で聴けた我々が幸せでした。
どうしたらあの美しい音色と、表現力が出るのでしょうか?
演奏もとっても思い出深いのですが、
1曲目から2曲目への舞台転換とタイムスケジュール管理にとても緊張しました。
3曲目のロメオとジュリエット、昨日まで揃わなかったハープもチューバもピッコロも入って、とても楽しく演奏できました。
楽器が揃ったのもありますが、木下先生にうまく導かれて、練習以上の成果が出たような気がしました。
そして4曲目のカルメン。
団員のナレーションでオペラのあらすじと雰囲気を伝えながらの演奏で、
お客様にも喜んでいただけたのではと思います。
そしてこの日3着目の衣装で指揮台に上った木下先生は情熱の赤の衣装。
先生がカルメンで、我々団員を誘惑して?妖艶な演奏を引き出す、みたいな錯覚を覚えました。
アンコールは、モリコーネのニューシネマパラダイスとラデツキー行進曲。
最後は先生がお客様もうまく盛り上げてくださり、無事終了。
とても思い出深い演奏会になりましたし、
コロナ禍でお客様も我々も、一歩を踏み出せる、きっかけになればと思いました。
この場をお借りして
ソロの宮本先生、
指揮の木下先生、
トレーナーの先生の皆様、
ホール、公民館の皆様、
はじめ今回の演奏会にかかわる皆様に感謝申し上げます。
我々は、また次の演奏会に向けて走り始めました。
次は11月です。
引き続きの応援を、よろしくお願いいたします。
奈良交響楽団第73回定期演奏会
2022年11月27日(日)
奈良県文化会館 国際ホール
ベートーベン:レオノーレ序曲第3番 Op.72b
カバレフスキー:協奏曲作品48(マリンバ独奏による)
フランツ・シュミット:交響曲第1番
客演指揮:森 香織
ソリスト:前川典子(マリンバ)