3月27日は天理第九合唱団演奏会でした。
「やっとできた!」の一言につきます。
特に合唱団のみなさまは何年もかけて準備をしてきたので、その思いもひとしおだったと思います。
まず1部はホームランド、 ネッラ・ファンタジア、ラシーヌ讃歌。どの曲もとても美しく心に残るものばかり。
私は出番じゃなかったので楽屋にいましたが、少しでも近くで聴きたくなったので、楽屋を抜け出して舞台袖でじっくり耳を傾けていました。癒されました。
そして第二部はカルミナ・ブラーナ
約20数曲の間に目まぐるしく人間の様々な描写がなされて、それを楽しんで演奏しているうちに、あっという間に1時間過ぎ去りました。
それにしても合唱のみなさんの歌う歌詞はラテン語にドイツ語にフランス語です。すごいなぁ。発音練習が大変だったのでは?
アンコールにカルミナ・ブラーナの10曲目を演奏して、盛況のうちに終演しました。
これだけの大編成の曲はなかなか演奏する機会がありません。
良い経験をさせてもらいました。
演奏会後、普通なら出演者が全員集まって大打ち上げ!かんぱーい♪
・・・となりますが、それは残念ながら今は許されない行為。
合唱団の解散式に、当団からはスタッフだけ参加しました。
みなさん、挨拶にてこの演奏会に対する熱い思いを語っておられました。
特に児童合唱団の先生からの「子供たちは豊かな体験ができました」という言葉が心に残りました。
当団の団長も挨拶させていただきました。
「音楽はウイルスを呼びません!。コロナ禍を音楽ができない言い訳にせず、しっかり対策をしてお互いに音楽活動を続けていきましょう、乗り切っていきましょう!」
今回共演した3つの団体すべてがコロナによる多大な影響をうけながら活動を続けてきました。どの団にも残念ながら出演を断念せざるを得なかった仲間たちがいました。舞台に乗ることができたメンバーは出演できなかった人たちの思いも込めて演奏しました。その気持ちが伝わっていたら幸いです。
今回も、トレーナーのみなさまにお世話になりました。ありがとうございました。
指揮の河ア先生、ソリストの皆様。NHK奈良児童合唱団の皆様、そして天理第九合唱団の皆様。ご縁があり、このような素晴らしい演奏会でご一緒することができたことに感謝します。ありがとうございました。
最後に演奏会当日に咲いていた奈良の桜を!
演奏会に来てくれた知人が送ってきてくれました。